『知らないと損する役立つ新商品』勉強会

秋田キャッスルホテル様を会場に『知らないと損する役立つ新商品』勉強会を行ないました。
お忙しい中、多くの会員様にお集まり頂き心から感謝申し上げます。
今回は四部構成として各社それぞれ耐震や不燃に関する商品の案内をして頂きました。

『知らないと損する役立つ新商品』勉強会①

『知らないと損する役立つ新商品』勉強会②


第一部はBXカネシン株式会社の高崎雄太様より「揺れが軽減!手間が軽減!コストが軽減!『制震筋違金物』」と言うタイトルで『DIT制震筋かい金物』の紹介を行いました。
筋違金物に高減衰ゴムを接着する事で制震効果を持たせている商品です。通常の筋違金物と取り付け方法は同じである為、デメリットも少なく使いやすい制震装置と言えます。
色々なメーカーから制震金物が販売されてますが、ぜひ検討して頂きたい商品と思います。

第二部は加賀木材株式会社の竹内翔平様より「不燃木材『もえんげん』が燃えない理由はホウ酸?」と言うタイトルで不燃木材『もえんげん』の紹介を行いました。
杉の集成材を羽目板や格子材に加工した板へホウ酸を含浸注入する事で不燃処理をしているとの事です。金沢工業大学の特許技術を用いた国土交通省認定の不燃木材となります。26色もの塗装品から選べ、色々なニーズに対して使う事ができます。
他の商品では無塗装になりますが、杉と桧の無垢材もあります。羽目板に関しては厚さが12mmとコストダウンも図れる商品です。
木造の建築物が増えてきているので、ぜひ秋田でも色々と活用して頂ければと思います。

『知らないと損する役立つ新商品』勉強会③

『知らないと損する役立つ新商品』勉強会④


第三部は吉野石膏株式会社の小澤勇様より「火に強い!地震に強い!命と財産を守る耐力面材に注目!」と言うタイトルで、外壁下地用耐力面材『タイガーEXボード9.5mm』の紹介を行いました。
硬質石膏ボードに高防水・高防カビ性能を付加して外部にも使用できる様にした、壁倍率2.3倍の認定が取れる耐力壁となります。湿気を通しやすく防蟻処理も不要となる面材です。
第四部でも出てくる『省令準耐火構造』に対応が出来て、外壁部分の室内側面材の仕様も緩和が可能です。火災に強くなる面材なのでぜひ検討して頂きたい商品と思います。

第四部は株式会社住宅あんしん保証の長岡賢大郎様より「火災保険料が圧倒的に安くなる秘訣とは?」と言うタイトルで、主に『省令準耐火構造』についてお話頂きました。省令準耐火構造にすれば木造でも火災保険料が約半分ほど程になります。
その特徴は、外部からの延焼防止を図る為に外壁・軒裏は防火構造、屋根は不燃材料を使用する事。天井・壁に規定の石膏ボードを使用する事。間仕切り毎にファイヤーストップ材を設置する事です。
施工の為に手間と材料は増えますが、大幅にハードルが上がる事は無いかと思います。
施主様が安心できる様に、ぜひ省令準耐火構造で施工をして頂ければと思います。

今後もこの様な新商品の紹介ができる勉強会を開いたりと皆様へお役に立てる企画を考えていきますので、宜しくお願いいたします。

『知らないと損する役立つ新商品』勉強会⑤

『知らないと損する役立つ新商品』勉強会⑥