地域型住宅グリーン化事業とは、地域における木造住宅の関連事業者が「グループ」をつくり、省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造住宅・木造建築物の整備及び木造住宅の省エネ改修を促進し、これと併せて行う三世代同居への対応等に対して支援する事業で、その対象となる住宅を地域の工務店で建築した際に補助金の支給を受けることが出来る事業です。

認定長期優良住宅とは

認定長期優良住宅というのは「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」に規定される、一定の水準をクリアした環境負荷が低い住宅です。
構造躯体の劣化対策・耐震性・維持管理・設備等更新の容易性などの基準を満たすことで長期優良住宅として認定されます。
また住宅ローン控除や登録免許税控除などの優遇措置を受けることができます。

認定低炭素住宅とは

認定低炭素住宅とは、一定の省エネ基準を満たすことで認定される住宅です。
審査は、「定量的評価項目」と「選択的項目」によって行われ、エネルギー消費量や※HEMS導入の有無、節水対策や木材の利用量などが評価項目となっています。
長期優良住宅と同様に税制上の優遇措置を受けることができます。

※HEMS(ヘムス):「Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)の略。家庭で使うエネルギーを節約する為の管理システムのことをいいます。

性能向上計画認定住宅とは

性能向上計画認定住宅は「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」に規定される基準を満たした住宅のことです。
具体的には「外皮の熱性能」「一次エネルギー消費量」の2点が審査基準となり、エネルギー消費量が基準値以下の住宅が認定を受けることができます。
「フラット35の金利引下げ」や「容積率の緩和」が適用になることが特徴です。

ゼロ・エネルギー住宅とは

ゼロ・エネルギー住宅は「エネルギー使用の合理化に関する法律」に準拠する住宅の事で、消費するエネルギーと新たに作り出すエネルギー及び削減するエネルギーが等しいか多い住宅のことです。
つまり、「エネルギーの自給自足ができる住宅ということになります。また、新築だけではなく、改修後の認定も受けることが可能です。